五味を摂る事で臓器を痛めない食事法「五味調和」


漢方には『五味調和』という考え方があります。

食べ物を<酸><苦><甘><辛><鹹(かん)>(すっぱい、にがい、あまい、からい、しおからい)の五つの味で表し、五味それぞれが、関係する臓器の働きを助け、活性化させる。ということです☆

<酸>を食べると・・・

作用:体が引き締まる。収れん(血管を縮めたりする)

喜ぶ臓器:肝臓、胆のう、眼、筋肉

よくなる症状:下痢、肝障害、近視など

食材:酢、梅、杏、林檎、柚子(ゆず)、橙(だいだい)、酢橘(すだち)、レモン、グレープフルーツ、ヨーグルトなど

<苦>を食べると・・・

作用:熱が冷める

喜ぶ臓器:心臓、小腸、舌、血脈

よくなる症状:高血圧、貧血など

食材:ほうれん草、春菊、にがうり、牛蒡(ごぼう)、筍(たけのこ)、蓬(よもぎ)、蕗(ふき)、枇杷(びわ)、銀杏、緑茶、ビール、珈琲(コーヒー)など

<甘>を食べると・・・

※今の時代の人々は、特に<甘>の食べ過ぎで過剰になっている。これが原因で腎臓、膀胱の機能が低下。

よって体に余分な水分が溜まり、排出されなくなる『水毒』を起こしやすくなる。つまり、浮腫み(むくみ)が起こりやすくなる。

<甘>を摂ると、<鹹(かん)>の働きを抑える。なので<甘>の摂りすぎは腎臓や膀胱を痛める。

作用:緊張が緩む。疲労回復

喜ぶ臓器:脾臓、胃、口唇、肌肉

よくなる症状:胃痛など

食材:米、小麦、玉蜀黍(とうもろこし)、うどん、鰻(うなぎ)、鮪(まぐろ)、人参(にんじん)、茄子(なす)、胡瓜(きゅうり)、キャベツ、トマト、白菜、椎茸(しいたけ)、胡麻、蓮根、南瓜(かぼちゃ)、薩摩芋、蒟蒻(こんにゃく)、大豆、豆腐、小豆(あずき)、松の実、蛸(たこ)、黒糖、蜂蜜、水あめ、鶏肉、豚肉、牛肉、卵、上白糖、牛乳、バター、チーズ、パン、パスタ、西瓜(すいか)、柿、桃、蜜柑(みかん)、バナナ、キウイなど

<辛>を食べると・・・

作用:体が温まる。発散する

喜ぶ臓器:肺、大腸、鼻、皮毛

よくなる症状:冷え、風邪など

食材:韮(にら)、葱(ねぎ)、生姜(しょうが)、紫蘇(しそ)、大根、山椒(さんしょう)、山葵(わさび)、大蒜(にんにく)、唐辛子、ピーマン、里芋、菜種油、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキーなど

<鹹(かん)>を食べると・・・

作用:しこりが柔らかくなる。排泄する

喜ぶ臓器:腎臓、膀胱、耳、骨髄

よくなる症状:アレルギー性鼻炎、腎炎、ホルモンバランスの不調など

食材:大麦、鰯(いわし)(煮干し)、鯖(さば)、ひじき、若芽(わかめ)、アオサ、昆布、納豆、味噌、醤油、塩、アンチョビ

一回の食事に、五味を摂ると臓器を痛めないで済みます。同じような味覚ばかり摂ると他の臓器を痛めやすくなります。なので、違った味覚を摂ることで臓器を守る事ができます